もにっとおしゃべり

好きな食べ物はラーメンです

417の日

 

 

 

 

みなさんは"アイドル"と"アーティスト"の違いって何だと思いますか?

 

 

 

 

"アイドル"。 よく言われるのが英語の"idol"の元の意味の"偶像崇拝"から"崇拝"だけが残って、狂信的に応援を受けている人。的な意味でしょうか。(ここらへんは調べてないので適当です)

 

なんとかマスター的に言うと女の子の憧れってやつですね。今では男性アイドルってのもいるので女の子に限った話ではないと思います


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話がずれました。日常会話で"アイドル"と言うときは"idol"的な意味で言っていることはほとんどないと思います。せいぜい歌って踊る女の子くらいの意でしょうか…?

 

ちゃんと考えると分かりません。"アイドル"とはなんなんでしょう

 

"アーティスト"はどうでしょう

 

"artist"と書いてしまえばartのistなので芸術家、せいぜい何かの達人的な意味にしかならないと思います。(偏差値が3しかないのでガバガバなのは許してください)

 

ぱっと"アーティスト"と言われると、"歌手"と思ってしまいます。でも"アーティスト"と"歌手"は一緒か?歌を歌っていれば"アーティスト"なのか?と聞かれるとNoと答えると思います。

 

 

可愛い服を来て歌っていれば"アイドル"?

 

自分で楽器を演奏しながら歌えば"アーティスト"?

 

"アイドル"の中でも自分で作詞したりピアノを引いたりする人もいれば、熱狂的なファンがいて見た目も整ってる"アーティスト"もいます。

 

"アイドル"と"アーティスト"、自分には違いが分かりません。

でも、なぜか使い分けてしまう。

 

こういう人は"アイドル"。この人は"アーティスト"。と分類化してしまう。明確な定義は分からないのに。

 

 

こんなどうでもいいことを考え始めたのはそこそこ前です。"アイドル声優"と呼ばれる人達と"声優アーティスト"と呼ばれる人達がいて何が違うねんと思った時があってそれ以来たまに考えます。

 

 

 

ブログのタイトルと関係ない話してるけど何これ?と思った方、そのうちこの話に戻ります。

ここから本文です。今回もいつもの如く妄想と適当な文章で構成されてます。

 

 

 

はい!お久しぶりです。もにもです。

 

昨日は平成最後の"417の日"でした。

毎年の如く平日開催!学生で良かった!!

この記事は今回の417の日の感想のブログです。ライブの感想と新曲達について書きたいと思います。あとこれまでの"417"について振り返ります。

 

全文書き終わって今見直したんですが死ぬほど長いです。もうここで謝っておこうと思います。

 

 


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"417の日"。もにも的には毎年行ってるイベントで今年もとても楽しみにしていました。1年に1回の"記念日"ですね。

 

今年の内容としてはスタートの映像がリング?呪怨?(ホラーに詳しくなくてなんのパロか分かりませんでした)っぽくホラーな感じでスタート。

一曲目を歌ってトーク。次に歌うカバーの二曲の説明をして歌唱パート。そこからは製作陣のインタビューを流して一曲歌って、またインタビューを流して…の繰り返しといった感じでした。

 

今年のセトリです

  1. シャボン玉(モーニング娘。)
  2. ぬけがら(aiko)
  3. 丸の内サディスティック(椎名林檎)
  4. チアミーチアユー
  5. ステテクレバー
  6. イエローフラッグ
  7. ファーストプロット

 

カバーの三曲ですが、シャボン玉はいつも通り。椎菜への愛を伝える曲として。

ぬけがらは夏川さんが好きなaikoさんの曲の中から1st写真集のタイトルにもなった曲ということで選ばれました。

丸の内サディスティックは417の日なんだし同じ名前の椎名林檎さんの曲を!ということで歌ってくれました。

 

一昨年で言えば星屑のインターリュード、去年で言ったらRipple Effect的な枠がありませんでしたが彼女がニコニコしながらカバー曲について語っているのを見れて良かったです。本人が歌いたい歌を歌ってるのを見るのが何より楽しいです。

 

チアミーチアユーは千葉での初披露を含めてこれで二回目の披露。作詞:夏川椎菜の一曲目です。

歌詞カードを見ると分かると思うのですが、漢字とカタカナと英語の使い分けがとてもお上手。それぞれが持つイメージを上手く曲調にマッチさせた一曲だと思います。

クラップが楽しく振りコピも簡単で楽しい。聞いていてココロが踊ります。なぜだか分かりませんがこの曲を聞くとじょいふるを歌っていた夏川さんを思い出します。懐かしい思い出ですね。

ライブでは"今ならハデハデに cheer!"の部分はマイクを向けられるので一緒に歌うと楽しいです。

"みんなで一緒に頑張ろうぜ!"そんな気持ち。

 

ステテクレバーはラジオを除き今回が初披露。作詞:夏川椎菜の二曲目です。個人的に一番心を動かされるのはファーストプロットなのですが、高まり曲というか多動曲というか、"いいね〜〜☝️"ってなるのがこの曲です。

音楽的な知識が皆無なので、ざっくりとした説明になるのが申し訳ないのですが、ガシャガシャドンドンしたメロディや強く叩いたドラムに、ロックな歌い方。斜に構えたような歌詞。Aメロからサビまでの高まりのもって行き方と全ての面において完璧だな〜と思います。

この気持ちは思春期にボカロ曲を聞いて高まっていた気持ち…確かにボカロっぽい曲だなと思います。このつよつよな尖った歌詞、作詞が夏川椎菜ということで天才か?となりました。オルスタでいつか聞きたいそんな曲です。

 

ステテクレバーと同じく初披露のイエローフラッグ。サビの振りが完全にナ○ス式敬礼(ナンスではない)で攻めてるな〜と思いました。

歌詞もそういうのを暗に意味するような単語があるし意図してそういう風にしたのかなと思ってますがたまたまかもしれないです(適当)

物販で黄色の旗を出してくれればみんなで振れますね。すごい光景になると思います。

こういうのをロックンロールと言うのかなともにもの中の尾崎豊が言っています。格好いい一曲です。

 

 

後は一昨年去年はあった夏川椎菜のやりたい47のこと!が今年はなかったです。その代わりに製作陣のインタビューコーナーでした。

 

製作陣のインタビューコーナーは普段聞けないような人達の話が聞けるのでもっとたくさんやってほしいな〜〜〜といつも思ってます。限定版の特典映像とかにつけてくれていいんですよ!!!!!!

リリイベで特別ゲストで製作陣の誰かを呼んで詳しく話したりとか。某み○さんのイベントでは稀にそんなのがありますね。ミューレもやってください。お願いします🙇

 

 

最後の一曲、ファーストプロットを歌い終わって夏川さんがはけた後、映像にて1stツアー決定!!の告知。

 

ライブの告知はするんだろうなとは思っていましたがいきなりツアーだとは思わず理解が追い付いてこなかったです😅

 

東名阪に千葉を加えての4箇所5公演です。このブログを読んでくれた人は絶対参加ですよ!

ちなみに絶賛就活中(就活してるとは言っていない)でバイトをしていなかったので貯金がありません。チケ代は払えるのでしょうか……coming soon

 

ツアーの話、ログラインの思いを話して最後に挨拶をして今年の417の日は終わりました。1時間ちょい?くらいのイベントでした。

 

 

 

このイベントが終わってふと、思いました。

自分はいつから夏川椎菜さんを応援しているんだろう?

 

そう思ってツイートを遡りました。あんまり順番をつけるのは好きではないのですが、TrySailの中で麻倉ももさんより夏川椎菜さんを推すようになったのはちょうど二年前の昨日。第1回417の日でした。

ナ,ナンダッテーΣ(゜Д゜)

 

ツイートを遡りましたとか書きましたが、流石に記憶力に自信がないもにももそんくらいのことは覚えています。GFMのリリイベでアンケートを読まれてトゥンク…ってなったのも覚えてます(遡って確認したのは事実)

 

あの頃、自分は"アイドル"夏川椎菜を好きでした。

 

誰よりも客席を見てくれて、誰よりもレスをくれて、誰よりもカメラを意識して振る舞って、誰よりも親しみのあるブログを更新してくれて、誰よりも可愛くて…誰よりも"アイドル"でした。

 

でも彼女自身はそんな自分に自信が持てなかった。

 

夏川椎菜さんがソロデビューが決まった時

"なんで今ソロデビューなんだろうって思ってた。"

"雨宮も麻倉もデビューしてるから夏川もデビューさせとくか〜みたいだった"

"投げやり感を感じて反発した。"

"TrySailの中で自分の歌やダンスのセンスのなさは知っていた"

"でも、ラジオのメールや手紙では『ソロデビュー期待しています』って言われて、その期待に応えたい気持ちもあった。"

"でも、自分の気持ちとしてはまだデビューしたくなくて、めちゃくちゃ泣いてスタッフさんと話した"

 

って話があったとパレイドのリリイベで語っていました。Daisy Daysやgravityに苦手意識があった。"アイドル"夏川椎菜に自信がなかったんだと思います。

 

もちさんは可愛いし天さんは美しいけどナンにはナンの良いところがある…と思いましたが、隣の芝はなんとやら。自分もよく部活とかで他人と比べて自己嫌悪に陥る時がありました。同じグループには仲の良さとかとは別なベクトルのものがあるのでしょう。

 

 

彼女が自信をつけたのは間違いなくパレイドを作るにあたって心境の変化があったからでしょう。

ここから引用二つ入ります。

 

夏川さんへのインタビューでこうありました

──その悩みが吹っ切れたのって、どのタイミングでした?

それこそ「フワコロ」と「パレイド」の間ぐらいですね。自分の好きな音楽もわかってきたし、自分の意見もちゃんと伝えられるようになって、頭の中のモヤモヤが晴れていったんです。苦手意識があった歌についても、いろんな方の歌を聴くことで引き出しが増えて「こういう方向性で歌ってみたいな」という欲求も出てきて、実際それにチャレンジするようになってから音楽活動がどんどん楽しくなって。それに合わせてスタッフさんやお客さんからも歌を褒めてもらえるようにもなり、そこから調子がうなぎ登りみたいな(笑)。

 

パレイドの発売日の本人のブログです

パレイドは、救いはないけど、救える歌だなぁと思うようになりました!

絶対誰もが持ってるはずの劣等感ですが、
自分がそれを強く感じてる時って、周りがとても幸せに見えるし、こんな風に感じているのはひょっとして自分だけで、誰にもわかってもらえないんじゃないかって思いませんか?

それでそのうち劣等感を感じてる事自体が恥ずかしいことのような気がしてきて、誰かに相談したところで、笑われるんじゃないか、真面目に聞いてもらえないんじゃないか、
そうして解消されないまま、適当な箱に詰めてどこかに隠しておいて、
箱の上に埃が溜まったらそれを誰かにぶつけて綺麗にして なんて繰り返しをしちゃいませんか?

箱ごと捨てるのが一番簡単なのに、それが一番難しいんですよね。

パレイドはまさにそういう状態の事を歌っています。

それこそ夏川がそうだったんですけど、
パレイドは何度も聞くうちに「救いがないなぁ」という感想から「私もそう思うなぁ」に変わって行くような気がします。

最初は客観的に感じていたはずなのに、聞いてくうちに心の中の箱を思い出して引っ張り出してくるから、共感できるような感じです。

箱を引っ張り出して来れたら、捨てるも、共存するも、また元の場所に戻すもその人次第なので、パレイドが直接解決に繋がるわけじゃありませんが、

劣等感を隠してる全ての人に、寄り添えるような、そういう曲なのかなと、おもいます!


そんなパレイドを、
ようやく皆様の元へお届けできます!

沢山聞いていただけたら嬉しいです!

 

 

本人が嫌っていた自分自身を、否定するのではなく一緒に進んでいく。そう決めたんだろうなと思います。髪の色が明るくなったのもフワコロとパレイドの間ですしね。えっ?それは関係ない??

 

 

パレイドを歌う夏川椎菜は"アイドル"ではありませんでした。

その姿は"アーティスト"と呼ぶ方が正しいと、そう感じざるを得なかったです。

彼女自身も"アーティスト"の自分に自信をつけてきたのかな。そう思います。

 

 

自分は"アイドル"夏川椎菜が好きでした。

 

でも、初めてパレイドを聞いた、第二回の417の日。見たことのない表情で、自分の感情を吐き出すようにパレイドを歌う姿がありました。

彼女は自分の世界をこうも人の胸に響くように表現できるんだと感動しました。気づいたら泣いていました。

自分が好きなのは"アイドル"夏川椎菜だけど、"アーティスト"夏川椎菜も良いんだな。そう思いました。

 

どうでもいいですがここから夏川さんに手紙を送るようになりました。昨日で送り初めて1年ですね。

 

第二回の417の日が終わってからは彼女にとっても変化の一年だったと思います。朗読劇に出演しゲームブログを書き始めたかと思いきや写真集を出すし小説家デビューまでしました。

彼女の中で自分のビジョンというか、見せ方が決まったんだろうなと勝手に思っています。自分に自信を持てたから言いたいことを言えるようになったのかな〜と。ここらへんは妄想マシマシです。

このあたりからTrySailの二人に対する劣等感が消えたのかやたらと麻倉ももさんにセクハラをするようになりましたね。えっ?それは関係ない?

 

 

去年の年末にアルバム決定が発表され、TrySailの3rdツアーでファーストプロットを初披露。アルバム発売日に行われた今回が第三回417の日です。

 

 

今年の417の日は研ぎ澄まされた"アーティスト"夏川椎菜だった。そう思いました。理由はカバーの選曲だったり、視線の飛ばし方だったり、アルバム曲の歌い方だったりとざっくりとしたニュアンスでしか伝えられないのですが、そう思いました。

 

自分の好きだった、"アイドル"夏川椎菜はもういないのかな。"アーティスト"一本で行くのかな。そう思いました。

でも最後の一曲で歌ったファーストプロットを聞いていて思いました。

このアルバムが、"いっぱいつまづいて歌になった デコボコな僕のストーリー"であり、胸張って伝える"僕のヒストリー"なんだと。

 

今まで歩んできたネガティブな道のりも、いっぱい悩んだ道のりも決して暗いものではくて、ソロデビューしてからの二年間は振り返れば"デコボコ"だったけれども、デコボコだったからこそ良かったと。 

 

劣等感を抱えていた、"アイドル"の夏川椎菜も、自信を持って歩いている"アーティスト"の夏川椎菜も全部が"夏川椎菜"なんだと。そう分かりました。

 

最後の挨拶でニコニコと嬉しそうにツアーのことを語る夏川さんは、自分の好きだった"アイドル"の顔をしていました。

ファーストプロットを歌う夏川さんは"アイドル"でも"アーティスト"でもない。新しい表情をしていました。

 

「あぁ、彼女はきっとこれからも新しい表情を見せてくれるんだろうな」

 

そう思いました。

 

彼女は闇を抱えてるとか何とか言っても、強い人なんだ。全てを受け入れて、背負って、歩いていける。

 

時間がなくて417の日までに読めていなかった、ログラインの歌詞カードを帰りの電車の中で見ました。最初のページにはこう書いてあります。

 

 

 "             いい子でいたいだけのボクが

      わがままを覚えてジシンを見つける物語        "

 

 

きっと1stツアーはログラインの製作の時よりももっと彼女の意見が盛り込まれるんだろうなと思います。そしてこれからはきっと二年間でジシンを見つけた彼女は"アイドル"の夏川椎菜も"アーティスト"の夏川椎菜もどっちも背負って自分達に色んな表情を、色んな景色を見せてくれるんだろうな。そう確信を持って言えます。彼女のこれからが、本当に楽しみです。

 

 

長くなりました。ファーストプロットの最後の一文

 

"君の歌もいつか歌えますように"

 

"君の歌"が何を指しているのか。本人は意図していないと言っていましたがパレイドの歌詞とリンクしてます。

どういう意味で書いた最後の一文なのか、想像するのが楽しいです。

 

 

 

 

ここまで真面目に書いててあれですが僕は夏川椎菜さんに365×LOVEを歌って欲しいです。絶対似合うと思うんですよね。

 

え?私、アイドル宣言?

それはMRに期待しましょう。

 

 

 

 

終わりだよ〜〜(ο・∇・o)

 

 

 

もにもo(^_-)O